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贋・オーディオ(3)

 続きです。


 超低域はVictor SX-DW77。密閉式の引き締まった低音が出ると信じて購入しました。以前にSX-500spiritをメインに使っていて、Victorというブランドが好きなのですが、近年元気がないのが残念です。
 セッティングの関係で背面の操作ができないこともあり、また音質的にも効果があると言うことを小耳に挟み、Beringerのチャンネルデバイダーを用いてボリューム調整とハイカット周波数を操作しています。いろいろとためしてみましたが、デジタル音源の場合は、ハイカットを40〜50Hzにして音量もほとんど分からない程度にしています。アナログ・ソースの時は、音楽の種類やレコードによって変更してアナログの低音の薄さを補充するようにしています。
 私がオーディオで再生したいのは、ジャズのウッドベースであり、エレクトリック・ベースであり、オーケストラのコントラバスなので、どうしても低音が出したかったのです。しかし、これ以上部屋を重くするわけにはいかない、ということで、3D方式が必然としてでてきたわけです。
 ただ、3D方式というのは、ピュア・オーディオ的によろしくないのかもしれません。随分昔ですが、菅野沖彦氏が『ステレオサウンド』でスターリングTWWにスーパーウーファーとスーパーツィーターをアドオンする記事をものにしていました。StirlingTWWを鳴らしきって、KINGDOMに対抗する、みたいな記事で、菅野氏らしくない(?)内容でしたが、わくわくして読んだことを覚えています。(後に菅野氏は、「キングダムに勝るとも劣らない好結果を得た」と記していましたが、スーパーツィーターの価格がスターリングTWWの数倍だったと記憶しています……。)また、東京にある「映画館」というジャズ喫茶の音が好みの一つで、そこも3D方式だったので躊躇なくこの方式を選びました。
 結果として、圧倒的によくなったと思ってます。超低音があると音のリアリティが増します。どれほど高域が精細でも、ライブやコンサート会場での空気感は低音によって造られていると思います。もちろん度を超すと人工的なものになりますから、注意が必要です。
 なお、このシステムはホームシアター兼用だから、5.1チャンネルの時の0.1を受け持っています。

 超高域信号は、SANSUIのAU-α607 Mos Premiumのパワーアンプダイレクトに入力されて、スーパーツィーター・TAKET Batoneに送られ、生成されます。20KHz以上の音しか出ていないので、ローカットはしていませんし、単体ではほとんど聞こえません。
 ところで、マルチにした場合、スピーカーの能率はどうなるのでしょうか。ネットワーク込みでStirlingTWWは93dbですが、ネットワークを撤去するとかなり上がると思います。で、単体で90db程度のBatoneとStirlingTWWの高域部を並列させることには無理があると考え、アンプを独立させたというわけです。しかしながら、スーパーツィーターをどれくらいの音で鳴らすべきなのか、バランスをどうしたらよいかわかりません。測定できる音域でもありません。仕方ないので、「だいたい」でAU-α607 Mos Premiumのボリュームを調整しています。かなりいい加減ですが、音として認識できない音域ですから、かまわないでしょう。多分。
 効果があるのかというと、それなりに拡がりとか滑らかな感じが増したような気がします。AU-α607 Mos Premiumの電源をオンオフすると、差が分かりますので、それなりに効果があるのでしょう。ただ、サブウーファーに比べると効果の程度はわかりにくいものです。
 AU-α607 Mos Premiumは、とても便利な機械です。スピーカー出力端子がもう一組あって、しかも、Aのみ、Bのみ、A+B、というように、フロントのスイッチで切り替え可能です。また、普段はパワーアンプダイレクトに入力していますが。前面からプリメインに切り替える事ができます。ですから別のソースの信号をインプットすることも当然できます。(繋ぎすぎる弊害が恐いですが)


 それで、AU-α607 Mos Premiumのスピーカー出力のBからデスクトップ用のフォステックスのFE108EΣを使ったバックロードホーン・スピーカーに接続しています。


 エンクロージャーはフォステックスのキット「BK10」です。このキットのいいところは、きちんと桜の木で突き板処理がされているところです。油性ニスで仕上げましたが、木目が美しく出て満足しています。小型なのでバックロードホーンらしさとかは、それなりなのだろうと思います。スワンを持っているのですが、それと比較するのは酷なようです。しかしながら、やはりネットワークのないフルレンジのFE108EΣユニットの鮮度は高く、クリアで力強く、曖昧さのない表現が飛び出してきます。低音はSX-DW77でいくらでも追加できます。
 このシンプルなシステムから奏でられるサウンドは、AU-α607 Mos Premiumの音であり、Mos-Fetの良さが出た音、ということになるかもしれません。そういえばSX-DW77のデジタルアンプもMos-Fetですし、ALEPHもMos-Fetで、KRELL以外はMos-Fetです。Mos-Fetの音というものがどういうものかよくわかりませんが、高域が冴えて伸びるようなイメージを持っています。その通りの音がこのフォステックスから鳴っています。
 デスクトップシアターを楽しむ際もこのフォステックスのシステムは便利です。
 また、ホームシアターの際には、このスピーカーを移動してサラウンドスピーカーとしても用いています。調整が面倒ですが、ホームシアターはかなりいい加減でも楽しめるものと思います。

by boxstan | 2011-11-02 18:34 | オーディオ

読書とオーディオを中心としたブログです。


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